吉野氏に聞く!猫を飼う前の準備を整える

趣味
susannp4 / Pixabay

1.飼う前に確認したい猫アレルギー

家に帰った時に猫がいるだけで癒される気持ちになりますので、猫好きな人は飼ってみるといいでしょう。

友人などから子猫を譲ってもらえるといわれると、気軽な気持ちで引き取ってしまいそうになりますが、本当に気軽な気持ちで引き取っても大丈夫なのかを考えなくてはなりません。

引取るからには、責任をもって飼わなくてはなりませんので、飼い主としての責任を果たしていけるようにしましょう。

まず迎える前に必ず確認をしておかなくてはならないのは、飼える環境が整っているかという事があります。

個人の問題として考えるだけではなく、家族全体の問題として考える必要があるので、家族に相談をしてからにしなくてはなりません。

家族の中に一人でも反対をする人がいる場合は、なぜ反対なのかの理由を聞かなくてはなりませんし、その理由によっては諦めなくてはならない場合もあります。

説得をして納得をしてくれるようであれば、飼い始めることが出来ますが、まだ反対され続けるのであれば強引に飼い始めてしまえば家族仲が悪くなってもいけません。

家族全体で確認をしておかなくてはならないのが、アレルギーの問題があります。

今まであまりネコに接する機会がなかった人の場合は、自分自身が気づいていない可能性もありますが、アレルギーがある可能性があります。

もしも猫に対するアレルギーを持っている場合には、一緒に暮らし始めることによって、症状が出てしまうことがあるので確認をしておいたほうがいいでしょう。

ひどい症状が出る人の場合、鼻水や目のかゆみなどが出てくる場合があるので、そうなると一緒に暮らすのは難しくなってしまいます。

飼い始めた場合には、別の部屋で過ごすようにするといっても、他の家族の洋服に猫の毛などがついていれば、家中に毛が舞う事になりますので、症状が出る事も考えられるので、完全な対策とは言えません。

どの程度の症状が出るかは飼ってみなければわからない部分もありますが、検査によってアレルギー反応が強く出ているのであれば、やめておいたほうがいいでしょう。

2.猫を飼える家屋の環境はどうなのか

家族の問題がクリアできたら、他の飼える環境かどうかも考える必要があります。

一戸建ての持ち家であれば、家族の了承さえあれば飼うことは出来ますが、賃貸で暮らしている場合にはどういった契約になっているのかを確認することです。

多くの賃貸の場合は、ペットを飼う事を禁止されていることが多いからです。

もしもペットを飼うのを禁止されている場合に、隠れて飼っているとどうなるでしょうか。

犬は大きな声で吠えることがありますが、猫なら小さな鳴き声だから大丈夫だろうという安易な気持ちは危険です。

何かのきっかけで大きな声で鳴いてしまうこともありますので、近隣に知られないとも限りません。

もしもバレてしまうようなことになれば、せっかく飼い始めても手放さなくてはならなくなるか、自分たちが引っ越さなくてはならなくなるかもしれないからです。

契約違反によって、どういったペナルティが課せられるかはわかりませんので、禁止されているのであればそこで飼うことは出来ません。

一戸建てやペット可の賃貸であれば飼い始めることは出来ますが、どの様な飼い方をするのかも考えなくてはならないでしょう。

3.危険性が少なく安全なのは室内飼い

完全に室内だけで飼う室内外をするのか、それとも外に自由に散歩に生かせるようにするのかを決めることです。

自由に散歩に出ることが出来れば、運動不足になることもありませんし、ストレスもたまらずにすむはずですが、近隣とトラブルになってしまうことがあります。

もしも自由に外に出られるようにしていた場合、近隣の花壇を荒らしてしまったり、糞尿のトラブルが出てくるかもしれないからです。

外に自由に出ている時にずっとついていくことは出来ませんので、そういったトラブルの事も考えておくほうがいいでしょう。

それだけではなく、交通事故の心配も出てくるため、安全面での事も考えておいたほうがいいでしょう。

車の通りが頻繁な地域の場合は、外を歩いていると交通事故に巻き込まれてしまう危険があります。

車だけではなく、自転車の通りが多い場合でも同様で常に事故の危険があると思っておくことが大事です。

あまりにも危険を感じるような場所であれば、外には出歩かせないようにした方がいいですので、完全室内外を検討するようにした方がいいでしょう。

完全に室内外にする場合には、脱走しないように対策をしていかなくてはなりません。

軽い窓などの場合は、勝手に開けて出ていく可能性もありますし、突然人が訪ねてきて玄関を開けたすきに出ていってしまう危険もあります。

どの様にすれば勝手に出ていかないようにできるかを考えるようにし、あらゆる危険から守るようにしなくてはなりません。

外に勝手に出ないようにしつけるのは難しい事ですので、吉野勝秀氏の言うように家族みんなで脱走対策をするようにして、外に出すことなく家の中で安全に飼うようにしていきましょう。

 

タイトルとURLをコピーしました