2010年以降の企業ネットワークとITインフラ

企業の事業が大きくなりそこで働く人が増えれば増えるほどに情報共有と保守ならびに守秘は難しくなり、いまや中小企業でさえもネットワークコンピューティングが必須となっています。

誰しもがスマートフォンという「インターネットを持ち歩く時代」においては、末端のカスタマーの要望にIT化という要望が必ず含まれるのは当然でもあります。

スーパーのレジ、コンビニの情報端末、駅の切符やラーメン屋の券売機にすらITインフラが導入されており、利用者は意識せずともITインフラを利用することが当たり前の感覚になっており、こうした環境の整備こそが消費者目線や本当のカスタマーサービスとなっています。

このようなITインフラの導入や改装において、これから注目すべき点はどこにあるのでしょうか?

・顧客と社内ネットワークのシームレス化

物販や流通の世界においてはインターネットが利用者と企業をつなぐドアに変化しております。

こうした利用者との窓口のネットワークと通常業務や財務などを管理する社内ネットワークは別物として2つのネットワークシステムを運用している企業は少なくありませんが、最近ではひとつのネットワークに収めるタイプのITインフラに変化しつつあります。

顧客の動きがネットワークを介しダイレクトに企業側に反映するという、さらなるスピードアップと効率化が求められています。

・データのクラウド移行

顧客情報や経営データを別々に手元に保存管理するのではなく、クラウド技術を使ってネット上で一括集約するという方式をとることで、個々に独立していたデータをビッグデータとして連動させることができるでしょう。

・セキュリティ

ITインフラの発展におけるネットワークコンピューティングは利便性を上げた反面、情報の流失などのリスクも同時に増やしてしまいました。

また業務のネットワークの依存度も高くなっており、脆弱なシステムでは万が一の際に運営に支障もきたす場合も出てきます。
現在利用しているネットワークの脆弱性や暗号化技術などのセキュリティも見直してみる時期にきています。

出典元:http://www.ndics.co.jp/

タイトルとURLをコピーしました