口臭をチェックする方法はいくつかありますが、一番確実な方法は身近な人に確認して貰うことです。
しかしなかなか近しい人でも口臭をチェックして貰うというのは恥ずかしいものです。
そこで、一人でも出来る簡単な口臭チェック方をご紹介しましょう。
それは、コップをつかった口臭のチェック方です。
これを行うときはタイミングが大切です。
朝起きて、口を開いていない状態で行うことが肝心です。
なぜなら、このときが口臭のピークだからです。
方法は次のとおり。
まずガラスのコップを軽く数回ふって、コップの中の空気を入れ替えます。
そして、コップの中に自分の息を軽く吹きかけて、コップの中に自分の息を充満させます。
息を吹きかけたら、すぐに手のひらでコップにふたをしましょう。
そして、一呼吸おいて深呼吸をしてきれいな空気を吸ったとに、コップの口に鼻を入れて中の空気を吸います。
その際に少しでも異臭がすれば、それは口臭として人にも感知されます。
ただし、朝はにおいのピークですので、普段の臭いはもっと低いです。
ですので、口臭がしたからといって落ち込む心配はありません。
しかし、寝ている間も出ているような強い口臭で、鼻が麻痺してしまっている可能性もあります。
そのような場合には、この方法では臭いに気付けません。
内臓の疾患による慢性的な口臭であるとか、葱やニラなどを食べた場合の一過性の口臭とかには不向きです。
このようにコップによる方法は、当然ですが万能ではありませんが、自己診断の方法としては手軽で有効ですので、一度試してみることをオススメします。
寝起きに測ったあと、朝の歯磨き後に測った場合に歯磨き後の方が強い口臭を感じるようなら、虫歯があるかも知れません。
すぐに歯医者さんに相談したほうが良いかもしれません。
似たような方法を試そうとコップの代わりにビニールで代用する方がいますが、ビニールはオススメいたしません。
ビニールなどの石油成分の製品は独特の臭いがありますので、口臭チェックには不向きなのです。
ご注意を。
