板金塗装の種類について

板金塗装は簡単に説明すると、車のボディーが交通事故や衝突によって傷ついてしまい、その凹んでいる部分や傷ついている部分を修復することです。
とはいえ、一言で板金塗装と言っても、その板金の程度には差があります。
この差とは、板金塗装を行う「範囲」と「傷や凹みの程度」ということです。

一言で凹みと言っても、小石がボディーに当たった程度の小さな凹みから、車がぶつかってきた時に出来た凹みでは程度が大きく異なっています。
そして、この凹みや衝撃の程度によって、実際に板金を行う時には大きく作業が異なってきます。
傷や凹みという部分に関しては、大手の板金塗装では3つのタイプに分けています。

1 小さな凹み
2 中破
3 大破
という3タイプになります。
この3タイプをどのように分けるかというと、外面の見た目ということではありません。
ポイントになるのは、自動車の中にある骨格フレームまで損傷しているのかしていないのかということになります。
車のボディーの中には、骨格となる部分があり、この部分が損傷していない場合には車のダメージはひどくないということになります。
逆にこの部分に損傷がある場合には、車のボディーの外面の損傷がひどくない場合であっても大破という分け方になります。

そして、車のボディー部分(ボンネットなど)の損傷に関しても程度が異なってきます。
このボディー部分に関してもボディーの支持部分があり、この部分が損傷しているかいないのかによって板金の種類が変わってきます。
この支持部が損傷を受けてしまっている場合には、中破というタイプになります。
範囲が狭かったとしても、この支持部が損傷していれば中破になり、ボディーの損傷範囲が広くても支持部分が損傷していない場合には中破ということにはならないということです。

つまり、板金をするときには、車の骨組みやボディーの支持部まで損傷が及んでいるか否かということでタイプ分けをするようになるということになります。
ですから、板金の種類に関しては、決して見た目の損傷の程度で判断するわけではありません。

 

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